大河ドラマ「麒麟がくる」の愛好家が集まる田辺城資料館と円隆寺|関西ハイキング(京都府舞鶴市)
舞鶴市田辺城資料館
細川幽斎(1534年〜1610年)はじめ歴代の城主や
田辺城290年の歴史と城下町の暮らしをパネルや模型で紹介
田辺城
1582年の本能寺の変の後、隠居した細川幽斎が住む城として築城
その後、城主は、細川氏(1580年〜)、京極氏(1600年〜)、牧野氏(1668年〜1869年)と移り変わり、1873年(明治6年)に廃城され今に至る❗️
細川幽斎は、大河ドラマ「麒麟がくる」の主人公明智光秀の盟友
息子の忠興(ただおき)と光秀の娘・玉(ガラシャ)が結婚しており親類でもある
田辺籠城と古今伝授
関ヶ原合戦の前哨戦として、1600年に西軍15,000人の軍勢が細川氏の領国・丹後国を攻めています。その時、2代目城主の細川忠興率いる主力は東軍の陣にあり、家老の松井康之は豊後国(大分県)に派遣されていたようです。
そのため、初代城主である細川幽斎は残されたわずか500人程の兵でこれを迎え撃つため田辺城に籠城します。籠城は52日間におよびましたが、幽斎が「古今和歌集」の秘事口伝の伝承者(古今伝授)であったことから、古今伝授の廃絶を憂慮した後陽城天皇の勅令で包囲が解かれたということです。
細川幽斎が田辺城籠城の際に詠んだ和歌
いにしへも今もかわらぬ世の中に こころの種を残す言の葉
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田辺城資料館
住所:京都府舞鶴市字南田辺15-22
開館時間:午前9時〜午後5時
休館日:毎週月曜日
入館料:200円
アクセス:JR「西舞鶴駅」から徒歩約10分
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円隆寺(えんりゅうじ)
愛宕山の山麓に立つ真言宗の寺院
境内の本堂や多宝塔などは、18世紀末までに再建されたもの
多宝塔の上下層の間を瓦葺にするなど独創的な建築として価値が高い
国指定重要文化財として、
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円隆寺
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