山手の豊かな自然と歴史をたどる『芦屋山手エリア』の散策|関西ハイキング(兵庫県芦屋市)
高座の滝
高さ10メートルほどの夫婦滝。修練者の霊場として知られ、傍には護摩堂や祠も立っています。
日本初のロッククライミングが行われた芦屋ロックガーデンの入り口にあたり、アルピニスト藤木三翁の偉業を称えるレリーフが滝の左岸壁に刻まれていました。週末は六甲山に向かうハイカーで賑わっているようです。
住所:芦屋市山芦屋町1
ヨドコウ迎賓館
アメリカ人の建築家、フランク・ロイド・ライトが1918年に設計した旧山邑住宅です。
住所:芦屋市山手町3-10
開館時間: 10時から16時
休館日:月曜日、火曜日、木曜日、金曜日
入館料: 500円
芦屋神社
芦屋の住宅街の坂道を上った山手に古くから鎮座する神社で、天穂日命が主祭神です。
縁結びや開運を祈願する参拝者が足繁く訪れ、境内の横穴式古墳には、水の女神である彌都波能売神(みずはのめのかみ)を祀っています。
鎌倉時代の宝塔は平安時代の歌人猿丸大夫の墓と伝えられています。
住所:芦屋市東芦屋町20-3
阿保新王墓
高さ3メートル、直径36メートルの古代の円墳です。
平城天皇の皇子でこの地に別邸を営んだ阿保親王の墓とされます。
須磨に蟄居した在原行平、伊勢物語で知られる在原業平は阿保親王の皇子である。
住所:芦屋市翠ケ丘町11
ライト坂
近代建築の巨匠の作品を仰ぎ見る坂道です。
20世紀を代表する建築家フランク・ロイド・ライトは帝国ホテル設計のため来日しました。その折、灘の酒造家・櫻正宗8代目当主山邑太佐衞門の依頼を受け別邸「ヨドコウ迎賓館」を設計し、日本に現存するライト設計の貴重な建築物となりました。
芦屋川駅からヨドコウ迎賓館への坂道はライト坂と呼び親しまれています。