夙川さくら道の散策|関西ハイキング(兵庫県西宮市)
散策ルート
阪急苦楽園口駅をスタートして、西宮市西部を流れる夙川の周辺を散策します。 最初にニテコ池を訪ねた後、再び夙川ホーム家ルートを取り、夙川公園駅を南に歩きます。 川の両岸に続く桜並木は季節ごとの美しさを見せます。
その後、カトリック夙川教会の外観を見学してから、川沿いをさらに南下、ゴール地点の阪神香櫨園駅近くの辰馬考古資料館を見学しましょう。
ニテコ池
阪急苦楽園口の東側にある貯水池です。
南北に3つが段差をつけながら並ぶこの池は、室町時代に西宮神社の塀を作る際に土を掘った後に水が溜まったものと伝わっています。 以前は農業用として使われてきましたが、大正時代から越水浄水場の一部になっています。
終戦前後の兄妹の悲劇を描いた野坂昭如の小説「火垂るの墓」に登場することでも知られます。桜の季節が特に美しいです。
住所:西宮市満池谷内10
夙川河川敷緑地とも呼ばれる、夙川の河川敷等を整備した都市公園です。ベンチや遊具も置かれ、地元の人たちが気軽に散策できるスポットとしても人気があリます。
西宮市の夙川の河川敷沿いには、香枦園浜の海岸部から銀水橋までの約4kmの道が整備されており、”夙川オアシスロード”とも呼ばれ地元の人に愛されています。 四季を通じて楽しめ、花見シーズンのほか新緑や紅葉の季節も美しいですね。
カトリック夙川教会
1921年西宮市内に設立された後現在地に移転し、1932年にネオゴシック様式の聖堂が完成しました。 白い尖塔は夙川のシンボルとなっており、西宮市の「都市景観形成建築物」の指定も受けています。
住所:西宮市霞町5-40
開館時間:9時から17時まで
辰馬考古資料館
酒造家の辰馬悦蔵氏が昭和51年に設立した博物館です。
銅鐸を中心とする縄文時代以降の考古異物のほか、屏風や掛軸など、富岡鉄斎の作品を収蔵しています。通年開館ではなく、年3回程度開かれる企画展の開催期間のみ開館しています。
住所:西宮市松下町2-28
開館時間:10時から16時30分まで
入場料:200円