阪急岡本駅周辺の神社・公園ウォーキング|関西ハイキング(神戸市東灘区)
阪急岡本周辺には甲南大学や神戸薬科大学があることから、文教の町として知られています。
本記事では、学生や地元住民の憩いの場となっている、阪急岡本周辺の神社や公園を紹介します。
岡本八幡神社
源頼朝が1192年、鎌倉に幕府を開いた頃に、岡本は村としての姿を整えたようで、源家の勢にあやかろうと、氏の氏神八幡神を村の高台に祀ったものであろうと言われています。
あたり一帯は八幡林と呼ばれ、境内の東にある川周辺は、かつて八幡谷と呼ばれていました。
住所:兵庫県神戸市東灘区岡本6-10-1
岡本公園(岡本梅林)
その昔、「梅は岡本、桜は吉野」と唄われた梅林をしのび、昭和57年に公園として整備されました。
福岡県大宰府天満宮から贈られた菅原道真公ゆかりの「飛梅」をはじめ、約40種200本の梅が2月中旬から3月中旬にかけて次々と開花します。
また公園からは神戸の街並みや大阪湾を一望することができます。
素盞鳴神社(すさのおじんじゃ)
岡本郷が形成された鎌倉時代のはじめ、疫病退散・村造り・植林・怪物退治の神を祀ったものであろうと言われています。
ここからは街と海のすばらしいパノラマを見ることができます。
住所:兵庫県神戸市東灘区本山町岡本1180
桜守公園(岡本南公園)
水辺に舞い散るササベザクラやヤマザクラを楽しむことができ、お花見スポットとして有名です。
桜の研究、保護に一生を捧げ、水上勉の小説「桜守」のモデルとなった笹部新太郎氏の屋敷跡です。
保久良神社
保久良神社からの大阪湾の眺望はすばらしく、坂道を上がってきた疲れを忘れさせてくれます。
この神社は日本の未知の古代文明、カタカムナの遺跡として好事家には知られています。
本殿周辺に巨大な石組の跡らしきものがあり、古代の信仰のなごりといわれています。
また、このあたりで弥生式の土器が発見されており、芦屋から岡本にかけての山地にも人が住んでいたようです。
鳥居前の石灯籠は、古代から大阪湾の沖を通る船の目印として「灘の一つ火」と呼ばれてきました。今も毎夜点灯されています。
住所:兵庫県神戸市東灘区本山町北畑ザクガ原680