関西ハイキング

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邪気を飲み込み勝利を呼び込む巨大獅子『難波八阪神社』|関西ハイキング(大阪市浪速区)|大阪ミステリー

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難波八阪 (なんばやさか)神社は、獅子殿(ししでん)と呼ばれる大きな獅子がいる神社として有名です。
大きさは、高さ12m、幅11m、奥行き10mと巨大で、この世にも珍しい大きな獅子を見ようと国内外から多くの方が参拝に訪れます。

獅子殿(巨大獅子)


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古くからこの地は獅子舞が盛んな地域で、魔よけの獅子として本殿とともに新しく造営したのが始まりです。
建設の際、「大阪人がビックリするようなものにしよう」という、
大阪人らしい発想から1975年に生まれました。

口の中には神殿があり、素盞嗚尊の荒魂(あらみたま)と、唐櫃 (からひつ)上に加賀獅子(かがじし)という獅子頭が奉安されています。

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見所

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獅子殿向かって右下の口元を見てください!

551蓬莱の豚まん創業者・羅邦強さんの名が刻まれた名盤があります。ここまで会社が大きくなったのは「難波八阪神社のおかげ」との想いで、551蓬莱豚まんの創業者が奉納したようです。

他にも、神社内には、大阪の老舗かまぼこ屋「大寅蒲鉾戎橋本店」、「髙島屋大阪店」といった名前もありました。さすが、邪気を飲み込み勝利を呼び込む口を持った巨大な獅子ですね!

難波八阪神社の由来と場所

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社伝によれば、難波八坂神社は、古来「難波下の宮」と称し難波一帯の産土神で、後三条天皇の延久(1069年~1073年)の頃から祇園牛頭天王(ごずてんのう)をお祀りする古社として世間に知られていました。もとは神仏混淆でしたが、維新後、神仏分離により寺は廃絶し、明治5年(1872年)に郷社となりました。

現在のご本殿は、昭和49年(1974年)5月に完成。

毎年1月の第3日曜日に行われている綱引神事は御祭神、素盞嗚尊(すさのをのみこと)が八岐大蛇(やまたのおろち)を退治し、民衆の困苦を除かれた故事に基づき始められたと言われています。「摂津名所図絵」や「摂津名所図会大成」にも紹介されています。また、平成13年(2001年)には、大阪市で初めての無形民俗文化財に指定されました。

住所:大阪市浪速区元町2-9-19